
Adobe Auditionを独学で始めたいです。
勉強の手順を教えてください。
このような、Auditionに関する質問に答えていきます。
✅この記事の内容
この記事の信頼性


私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。
当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。
この記事では、独学でAuditionを学んだ私が、動画編集に特化した学習の手順をお伝えします。
また、学習法をリサーチし直し、Auditionをマスターする最短ルートを教えます。
》ステップをすぐに確認する
Auditionで何ができるの?


まず、「Auditionで何ができるの?」という疑問に答えていきます。
結論、Auditionでは音の編集を細かく行えます。
- 聞きやすい音声への整音
こもった声を、クリアにできたり、 音量ののバラつきをなくし、全体を聞きやすい音量に整えることが可能です。 - 不快なノイズの除去
「サー」というホワイトノイズや、エアコンの音をきれいに消せます。
屋外で撮影した動画などの、風の音にも対応できます。 - Premiere Proとの連携
Premiere Proのタイムラインから、ワンクリックでAuditionに音声データを送れます。
編集後に保存すれば、すぐにPremiere Proに反映されるので、とてもスムーズです。
こうしたスキルは、他の編集者との差別化に繋がります。
また、Adobe Auditionだと12,000種類以上の無料の効果音がダウンロード可能です。
意外と、効果音を探すのは手間なので、Auditionを契約しておけば間違いないです。
【動画編集者向け】Audition独学の手順


ここからは、私が実際に行った独学5ステップを解説します。
ひとつずつ、くわしく見ていきましょう。
①学習環境を整える
まずは、音声編集をするための道具を揃えていきます。
- ヘッドホン
- Adobe Creative Cloud
ヘッドフォン
スピーカーだと、部屋の反響などが混じってしまいます。
音の細かい部分をチェックするには、ヘッドフォンが必須です。
- 音質
- 耐久性
- 値段
以上の条件が揃っているヘッドホンを選びましょう。
Adobe Creative Cloudの契約
もしも、Premiere Pro単体プランであれば、Adobe Creative Cloudの契約しないと損です。
今後、After EffectsやPhotoshopなども使うことになるので、今のうちに契約しておきましょう。
②基本操作と2つのモードを覚える
環境が整ったら、いよいよAuditionの基本を学びましょう。
最初に覚えるべきなのは、「波形編集」と「マルチトラック編集」の2つのモードの違いです。
- 波形編集
1つの音声ファイルに対して、ノイズ除去など細かい修正をするときに使うモード。 - マルチトラック編集
BGMや複数の声など、たくさんの音を並べて、全体のバランスを調整するときに使うモード。
まずはこの2つのモードの切り替え方を覚えましょう。
学習は、無料のAdobe公式チュートリアルやYouTubeで十分です。
③チュートリアルで実践
知識を頭に入れたら、次は手を動かして体に覚えさせます。
Premiere Proの動画データから、音声をAuditionに送ってみましょう。
そして、「サー」という背景ノイズを消すチュートリアルを1つ真似してみてください。
動画の音声が、驚くほどクリアになるのを体験できるはずです。
④エフェクトを組み合わせる
チュートリアルに慣れたら、次は応用編です。
プロは複数のエフェクトを正しい順番でかけて、音を完成させます。
まずは「ノイズ除去 → イコライザー → コンプレッサー」の順番を覚えましょう。
この順番を参考に、自分なりに調整して「一番キレイに聞こえる設定」を探します。
うまくいった設定は「プリセット」として保存すれば、次回からワンクリックで使えます。
⑤ポートフォリオを完成させる
学習の総仕上げとして、オリジナル作品を完成させましょう。
動画1本分の音声を、すべてAuditionで編集してみるのがおすすめです。
完成した作品は、「編集前(Before)」と「編集後(After)」の音声を比較できるようにします。
それをポートフォリオサイトやSNSにのせましょう。
あなたの音声編集スキルを、誰の耳にもわかりやすく証明できます。
Audition独学でよくある質問
独学でよくある質問をまとめました。
Q. 専門用語がむずかしくて、意味がわかりません…
最初は意味を理解しようとしなくてOKです。
大事なのは「このツマミを動かすと、音がこう変わる」という変化を、自分の耳で感じることです。
理屈はあとから自然とついてきます。
Q. 音質が良くなったか、自分で判断できません…。
編集前と編集後の音を、ヘッドフォンでくり返し聴き比べましょう。
また、目標とするプロのYouTube動画を「お手本」にするのが効果的です。
その音に近づけるように、編集してみましょう。
Q. Premiere Proの機能だけではダメなんですか?
Premiere Proにも、基本的な音声編集機能はあります。
しかし、ノイズ除去の精度や、細かい調整のしやすさはAuditionが圧倒的です。
より高いクオリティを目指すなら、Auditionは必須のスキルといえます。
Auditionを身につけて、高単価人材になろう


この記事では、Auditionを独学でマスターするための5ステップを解説しました。
- ヘッドフォンとソフト(コンプリートプラン)を準備する
- 「波形」と「マルチトラック」の違い、必須エフェクトを覚える
- チュートリアルを真似して、ノイズ除去などを実践する
- エフェクトを組み合わせて、自分だけの音作りを試す
- Before/Afterがわかるオリジナル作品を完成させる
まずは、「①Adobe CCを契約する」ことから始めて、Adobe Auditionの画面を開いてみましょう!
この記事が、あなたの一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!