
動画編集で使える、素材のサイトを探しています。
おすすめのサイトを教えてください。
以上のような、動画編集で使う素材についての質問に答えていきます。
✅この記事の内容
この記事の信頼性


私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。
当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。
もともとは皆さんと同じように、独学で動画編集を始めました。
当時は「素材探しに時間がかかりすぎる…」と、悩んでいました。
その過程で、効率的かつクオリティの高い素材サイトを見つけていきました。
この記事では、本当に役立つサイトだけを厳選してご紹介します。
動画素材サイト選びで失敗しないための3つのポイント


サイトを紹介する前に、知っておくべき重要なポイントを3つ解説します。
ここを理解しておくだけで、自分に合ったサイトを的確に選べるようになります。
ポイントは以下の3つです。
- 無料と有料の決定的な違い
- 料金体系を理解する(サブスク vs 買い切り)
- 「商用利用」ライセンスの確認方法
簡単にまとめます。
①無料と有料の決定的な違い
最近は無料でも高品質なものが多いですが、本気で稼ぎたいなら有料サイト一択です。
主な違いは
- クオリティと素材数
- 商用利用の範囲とライセンス
- クレジット表記の有無
特にクライアントワークでは、信頼性と独自性の観点から有料サイトの利用が基本になります。
②料金体系を理解する(サブスク vs 買い切り)
有料サイトの料金体系は、大きく分けて2種類あります。
- サブスクリプション
月額または年額料金で、期間中は素材が使い放題。定期的に多くの素材を使う人におすすめ。 - 都度購入(買い切り)
必要な素材を1点ずつ購入するプラン。特定のプロジェクトで数点だけ必要な場合に無駄がありません。
利用頻度に合わせて、最適なプランを選びましょう。
③「商用利用」ライセンスの確認方法
素材を利用する上で最も重要なのが「ライセンス」、特に「商用利用」の範囲です。
YouTubeの収益化動画や企業のPR案件で使う場合は、商用利用が許可されていることが絶対条件。
各サイトの「利用規約」「ライセンス」「FAQ」などのページを必ず確認しましょう。
「Commercial Use」「Royalty-Free」といった表記が目印です。
おすすめ動画素材サイト15選 比較一覧表


まずは、今回ご紹介する15サイトの特徴を一覧表でチェックしてみましょう!
サイト名 | 無料/有料 | 料金目安(月額) | 得意ジャンル | 商用利用 | おすすめな人 |
---|---|---|---|---|---|
Pexels | 無料 | ¥0 | おしゃれな実写 | ◯ | まずは無料で始めたい |
Pixabay | 無料 | ¥0 | 幅広いジャンルの実写 | ◯ | Pexelsと併用したい |
Mixkit | 無料 | ¥0 | 動画、効果音、音楽 | ◯ | 音素材も探している |
Motion Array | 有料 | 約$29.99 | 総合(テンプレート多) | ◯ | テンプレートで時短したい |
Envato Elements | 有料 | 約$16.50 | 総合(動画、音楽、写真…) | ◯ | あらゆる素材が欲しい |
Artgrid | 有料 | 約$25.00 | シネマティック、高品質実写 | ◯ | 映像美にこだわりたい |
Videohive | 有料(買い切り) | – | CG、テンプレート | ◯ | 特定のCG素材が欲しい |
Shutterstock | 有料(プランによる) | – | 総合、ニュース映像 | ◯ | 企業案件や報道系に強い |
MotionElements | 有料(プランによる) | – | アジア系素材、CG | ◯ | 日本・アジア系の素材が欲しい |
amanaimages | 有料(買い切り) | – | 日本の風景・人物 | ◯ | 高品質な日本人素材が必要な |
After Effects Style | 有料(買い切り) | – | After Effectsテンプレート | ◯ | AEで高度な編集をしたい人 |
CG-ARTS | 有料/一部無料(買い切り) | – | CG、アニメーション | ◯ | 国産のCG素材を探している |
DOVA-SYNDROME | 無料 | ¥0 | BGM・効果音 | ◯ | 著作権フリーの音源が欲しい |
OtoLogic | 無料 | ¥0 | 効果音 | ◯ | シンプルで使いやすい効果音が欲しい |
Telop.site | 無料 | ¥0 | テロップベース | △(要確認) | 簡単なテロップを入れたい |
【目的別】おすすめ動画素材サイトを徹底解説


ここからは、目的別で素材サイトを詳しく解説していきます。
【無料&高品質】まずはおさえておきたい定番サイト3選
「まずはコストをかけずに始めたい!」という方は、プロでも使う高品質な無料サイトから試してみましょう。
1. Pexels (ピクセルズ)
Pexelsは、世界中から投稿された写真・動画素材が、無料でダウンロードできるサイトです。
おしゃれでクオリティが高く、海外のVlogのような映像を作りたい方におすすめです。
- メリット
おしゃれで高品質。海外の街並みや自然など、Vlog映えする素材が豊富。 - デメリット
日本の風景や日本人の素材は比較的少なめ。 - こんな人におすすめ
Vlogやイメージビデオで、海外風のおしゃれな映像を使いたい人。
2. Pixabay (ピクサベイ)
Pexelsよりも幅広いジャンルの素材が見つかるのが特徴で、200万点以上の素材数。
Pexelsで見つからない素材を探す際の、第二の選択肢です。
- メリット
200万点以上の圧倒的な素材数。ビジネス、自然、動物などジャンルが多彩。 - デメリット
素材によってはクオリティにばらつきがあることも。 - こんな人におすすめ
Pexelsで見つからない素材を探したい人。
3. Mixkit (ミックスキット)
動画素材だけでなく、高品質なBGMや効果音、Premiere Proのテンプレまで無料で提供しています。
動画から音素材まで、一気に探せる便利なサイトです。
- メリット
動画、音楽、効果音、テンプレートまでまとめて探せる。 - デメリット
専門サイトに比べると各ジャンルの素材数は少なめ。 - こんな人におすすめ
無料で音素材までまとめて探したい人。
【有料・総合】圧倒的な素材数とクオリティ!プロも使う定番サイト5選
「副業で本格的に稼ぎたい」「クライアントワークで他の編集者と差をつけたい」
という方は、有料サイトへの投資を検討しましょう。
月々数千円の投資で、作業効率と動画クオリティが飛躍的に向上します。
4. Motion Array (モーションアレイ)
動画編集に必要なあらゆる素材が使い放題になる、最強のプラットフォームです。
Premiere ProやAfter Effectsで使えるテンプレート、BGM、効果音まで揃ってます。
世界中の動画クリエイターが利用する定番サイトです。
- メリット
テンプレートを使えば初心者でもプロ並みの演出が可能。ほしいものが大体ある - デメリット
サイトが英語表記(ブラウザの翻訳機能で対応可能) - こんな人におすすめ
動画編集の作業を効率化し、稼ぐことにフォーカスしたい全ての人。



実際に私も初期から使っていますが、導入してからの編集のクオリティがかなり上がりました。
デザインなどのテンプレや、その他もほとんどあるので編集に集中できます。
私がしてよかった投資の一つです。
5. Envato Elements (エンバト エレメンツ)
動画素材、BGM、効果音、写真、グラフィック、フォント。
クリエイティブに必要なあらゆる素材が定額で使い放題になるサイトです。
「素材のNetflix」とも呼ばれ、コストパフォーマンスは最強クラス。
- メリット
月額料金だけで1,000万点以上の素材が使い放題。 - デメリット
Motion Arrayに比べると、Premiere Proのテンプレートはやや少なめ。 - こんな人におすすめ
幅広いジャンルの素材を、とにかくたくさん、コスパ良く手に入れたい人。
6. Artgrid (アートグリッド)
映画のようなシネマティックで高品質な映像素材に特化したプラットフォームです。
ストーリー性を感じさせる美しい映像が揃っています。
- メリット
圧倒的に高品質でシネマティックな映像素材。映像のクオリティを最優先したい場合に最適。 - デメリット
料金プランが年契約のみ。総合サイトに比べると素材のバリエーションは少ない。 - こんな人におすすめ
ブランディング映像や作品撮りなど、映像の美しさで他と差をつけたい人。
7. Shutterstock (シャッターストック)
世界最大級の素材サイトであり、圧倒的な素材数と信頼性が特徴です。
特にニュース映像やドキュメンタリー、企業の広告案件など、プロの現場で求められる素材が豊富に揃っています。
- メリット
網羅性の高い膨大なライブラリ。時事ネタや報道系の映像にも強い。 - デメリット
料金が他のサブスクサイトに比べて高め。 - こんな人におすすめ
企業案件やテレビ番組など、信頼性と素材の豊富さが最重要視されるプロジェクトに携わる人。
8. MotionElements (モーションエレメンツ)
アジア系の素材に強く、日本のクリエイターやコンテンツを探している人におすすめ。
動画素材だけでなく、CGやAfter Effectsのテンプレートなども充実しており、アジア市場向けのコンテンツ制作に最適です。
- メリット
日本・アジア系の人物や風景素材が豊富。 - デメリット
グローバルな素材はShutterstockやMotion Arrayに劣る。 - こんな人におすすめ
日本やアジア圏向けの動画を制作する機会が多い人。
【有料・特化】CG・アニメーションに強いサイト4選
実写だけでなく、CGやアニメーションで他と差をつけたい方向けのサイトです。
9. Videohive (ビデオハイブ)
Envato Marketが運営する、動画素材やテンプレートの買い切り専門サイトです。
特にCGアニメーションやモーショングラフィックスのテンプレートが豊富です。
高品質な素材を単発で購入したい時におすすめです。
- メリット
必要な素材を1点から購入できるため無駄がない。世界中のクリエイターによる高品質なテンプレートが豊富。 - デメリット
サブスクではないため、多くの素材を使うと割高になる。 - こんな人におすすめ
特定のシーンで使う、クオリティの高いCGやテンプレートを探している人。
10. amanaimages (アマナイメージズ)
日本の大手ストックフォトサービスで、動画素材も扱っています。
最大の特徴は、日本人モデルや日本の風景のクオリティが非常に高いこと。
広告やWebサイトなど、コンプライアンスや質が厳しく問われる場面におすすめ。
- メリット
高品質で安心感のある日本人素材。広告利用に適したライセンス。 - デメリット
価格が非常に高い。個人や副業で気軽に使えるものではない。 - こんな人におすすめ
予算の大きい企業広告案件などで、最高品質の日本人素材が必要なプロのクリエイター。
11. After Effects Style
After Effectsのテンプレートを専門に扱う日本のサイトです。
国内クリエイターによる、日本人好みのテロップやアニメーションが豊富に揃っています。
買い切り型なので、必要な時に必要な分だけ購入できます。
- メリット
日本のテレビやYouTubeでよく見るような、実践的なテンプレートが多い。 - デメリット
素材数が海外サイトに比べると少ない。 - こんな人におすすめ
After Effectsを使って、より凝った日本のバラエティ番組風の編集をしたい人。
》After Effects Styleの公式サイトを見てみる
12. CG-ARTS
CG-ARTS協会が運営する、CGに関する教育・認定を行っている団体で、素材提供も行っています。
プロ向けの高品質なものから、学習者向けの素材まで見つかります。
- メリット
日本の団体が運営している安心感。教育的なコンテンツも多い。 - デメリット
素材サイトとしての使いやすさは、専門サイトに劣る場合がある。 - こんな人におすすめ
国産のCG素材を探している人や、CGを学びながら素材も探したい人。
テロップ・効果音など周辺素材に強いサイト3選
BGMや効果音、テロップ素材に特化したサイトも押さえておくと表現の幅が広がります。
13. DOVA-SYNDROME (ドーヴァシンドローム)
無料で使えるBGM・効果音サイトとしては、日本で最も有名と言っても過言ではありません。
数千曲以上のBGMと多数の効果音が無料で利用でき、商用利用も可能です。
- メリット
完全無料で圧倒的な楽曲数。ほぼ全ての曲が商用利用可能。 - デメリット
有名すぎるため、他の動画とBGMが被りやすい。 - こんな人におすすめ
コストをかけずにBGMや効果音を探している全ての人。
14. OtoLogic (オトロジック)
シンプルで使いやすい、高品質な効果音を無料で配布しているサイトです。
カテゴリー分けが分かりやすく、欲しい音がすぐに見つかります。
日常的な効果音から少し変わった音まで、クオリティの高い素材が揃っています。
- メリット
シンプルで探しやすい。一つ一つの効果音のクオリティが高い。 - デメリット
BGMは扱っていない。 - こんな人におすすめ
とにかく使いやすくて質の良い効果音を、無料で探している人。
15. Telop.site (テロップサイト)
YouTube動画などでよく使われる、装飾的なテロップのベース画像を無料でダウンロードできるサイトです。
自分で一からデザインする手間が省け、動画のクオリティアップと作業の時短に繋がります。
- メリット
YouTube向けのテロップベースが無料で手に入る。 - デメリット
素材数は多くない。利用規約をしっかり確認する必要がある。 - こんな人におすすめ
バラエティ系のYouTube動画で、簡単にリッチなテロップを入れたい人。
迷ったらコレ!目的別のおすすめ動画素材サイト


「たくさん紹介されても、結局どれを選べばいいか分からない…」
という人のために、目的別に3つだけ厳選しました。
- とにかく無料で始めたい初心者なら →Pexels
理由:日本語に完全対応で使いやすく、何よりおしゃれな素材が豊富だからです。 - 副業でガンガン稼ぎたいなら → Motion Array
理由:テンプレートが豊富で圧倒的に時短できるからです。 - CGやアニメーションで差別化したいなら → Videohive
理由:クオリティの高いCG素材が豊富で、買い切りなので無駄がないからです。
動画素材サイトのよくある質問
動画素材についてのよくある質問をまとめました。
Q. 商用利用って、具体的にどこまでOKなんですか?
YouTubeの収益化動画や、企業からの依頼で制作する動画での利用は基本的にOKです。
ただし、ダウンロードした素材そのものを再配布・販売することは、ほぼ全てのサイトで禁止されています。
一番確実なのは、利用前に各サイトの利用規約を必ず確認することです。
Q. クレジット表記って絶対必要?
サイトによります。
PexelsやPixabayなどの無料サイトでは不要な場合が多いですが、推奨されていることも。
有料サイトでは基本的に不要です。
作者によって条件が異なる場合もあるので、ダウンロード時にしっかり確認する癖をつけましょう。
Q. 有料サイトのサブスクを解約した後、ダウンロードした素材は使えますか?
これもサイトの規約によります。
Motion Arrayなどでは、
「サブスク契約中にダウンロードし、プロジェクトに使用した素材は、解約後もそのプロジェクト内であれば永続的に利用可能」
というライセンスが一般的です。
ただし、解約後に新しいプロジェクトでその素材を使うことはできません。
動画素材サイトを見つけて、効率よく動画を作ろう


今回は、目的別におすすめの動画素材サイトを15個、厳選してご紹介しました。
まとめると
- まずは無料で使えるPexelsやPixabayから
- 本格的に稼ぐなら、Motion Arrayなどの有料総合サイト
- CGやアニメーションなど、特定のジャンルで差別化を図るのも有効
- 利用する際は必ず各サイトの「ライセンス」や「利用規約」を確認しよう
動画編集は、素材一つでクオリティが大きく変わります。
素材探しの時間を短くし、編集の効率化も行いましょう。
もし独学がむずかしいと感じていたら、スクールへの投資も考えてください。
スキルを習得する時間も短くなりますし、案件ポートをしてるスクールも多いので、効率よく稼ぐ力が身につきます。


また、独学者のためにPremiere Proの基本的な学習法を、詳しくまとめた記事もあります。


この記事が、あなたの一助となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!