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Premiere Proで書き出しできない原因と対処法

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書き出しで、エラーが出て進みません。
解決方法を教えてください。

以上のような、Premiere Proでの書き出しについての質問に答えていきます。

この記事の信頼性

筆者の経歴プロフィール
・動画編集・マーケター歴6年以上
・副業→会社員→フリーランス
・継続案件で生活中

私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。

当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。

動画編集の最後の作業、「書き出し」でのエラーは本当に焦りますよね。

Premiere Proは、PC環境や素材、エフェクトの組み合わせで突然エラーが出ます。

この記事では、Premiere Proで書き出しができないときの対処法を12個まとめました。

上から順番に試せば、ほとんど解決するので根気よく試してください。

目次

複雑な原因を探る前に、まずはPCやソフトの一時的な不具合を疑いましょう。

多くの人は、ここで解決することができます。 

対処法1:Premiere ProとPCを「再起動」する 

メモリが解放されて、不具合がリセットされます。 
PCの電源をいったん落として、もう一度起動してみましょう。

対処法2:メディアキャッシュを「すべて」削除する 

Premiere Proを使っていると、キャッシュファイルというものが溜まります。

このキャッシュファイルが、エラーの原因になっていることはとても多いです。 
「環境設定」→「メディアキャッシュ」→「削除」ボタンを押してください。

メディアキャッシュができない場合

対処法3:Adobe Media Encoderで書き出す 

Premiere Proの書き出し画面で「キュー」ボタンを押してみましょう。

Adobeコンプリートプランを試す

上記3つで解決しない場合、原因はもう少し深いところにありそうです。

以下の手順で、原因をひとつずつ特定していきましょう。 

難しい作業ではないので、安心してくださいね。

原因①「書き出し設定」を見直す

対処法4:「ハードウェアエンコーディング」を「ソフトウェア」に変更する

 書き出しエラーで、いちばん多い原因のひとつです。

GPU(グラフィックボード)との相性問題が起きている可能性があります。 

書き出し設定の、ビデオ>エンコード設定、で変えてみましょう。

Premiere Proのエンコード設定の位置

対処法5:「H.264」から「QuickTime(ProRes 422)」で書き出してみる 

特定の形式(とくにH.264)でのみ、エラーが起きる場合があります。

一度、別の高品質な形式(ProResなど)で書き出せるか試しましょう。 

これで成功するなら、H.264の設定に問題がある可能性が高いです。

解決しない場合はこちら

対処法6:書き出し先(保存場所)を変更する 

外付けHDDやクラウドストレージに、直接保存していませんか?

一度PC本体の「デスクトップ」や「ドキュメント」フォルダに保存先を変えましょう。 

フォルダ名に日本語や記号が多いことも、原因になる場合があります。

保存場所の画像

対処法7:ストレージの「空き容量」を確認する 

基本中の基本ですが、PCの空き容量は必ず確認してください。

容量が足りないと、必ずエラーになってしまいます。

容量が足りない場合は、外部SSDを検討してください。

おすすめの外部SSDをチェックする

原因②「シーケンス・素材」を見直す

対処法8:問題のある「クリップ」や「エフェクト」を特定する 

レンダリングエラーが「特定の時間」で止まることはありませんか?

その場合、その場所の素材やエフェクトが原因です。

タイムラインの半分だけを指定して、書き出してみましょう。

成功したら、残りの半分を試します。 このように「半分ずつ試す」ことで、問題の箇所を特定できます。

対処法9:「メディアのオフライン」をチェックする 

タイムラインに赤色の「メディアオフライン」画面は出ていませんか? 

これは、素材のリンクが切れていることが原因です。 

素材の場所をもう一度指定しなおす必要があります。

対処法10:シーケンス設定と異なる素材を「ネスト」化する 

4KのシーケンスにフルHDの素材が混在している。

このように、解像度やフレームレートが違う素材がエラーを起こすことがあります。 

問題がありそうなクリップを右クリックして「ネスト」化すると解決する場合があります。

原因③「ソフト・環境」を見直す

対処法11:新規プロジェクトにシーケンスを「コピー&ペースト」する 

プロジェクトファイル(.prproj)自体が、破損している可能性があります。 

新しいプロジェクトを作成してみてください。 

そこに問題のシーケンスを丸ごとコピー&ペーストして、書き出しを試しましょう。

対処法12:環境設定を「リセット(初期化)」する 【最終手段

これは、もっとも強力な対処法です。 

ただし、これまでの設定がすべてリセットされるため注意がひつようです。

例えば

  • 自分で変更したキーボードショートカット
  • 使いやすいように並べたワークスペース(画面の配置)
  • 「環境設定」パネルで変更したすべての項目 (自動保存のタイミング、メディアキャッシュの場所、UIの明るさなど)

 Premiere Pro起動時に、特定のキー(WindowsならAlt、MacならOption)を押し続けると実行できます。

※本当に最終手段なので自己責任でお願いします。

上記の対処法(特に「ソフトウェアエンコーディングへの変更」)でも解決しない場合、以下の設定を見直してください。

設定の見直し①:「VBR, 1パス」に変更する 

「VBR, 2パス」は高画質ですが、処理が複雑でエラーが出やすいです。

 まずは「1パス」で試してみることをおすすめします。

設定の見直し②:「CBR(固定ビットレート)」に変更する 

VBR(可変ビットレート)が原因の場合があります。 

CBR(固定ビットレート)に変更すると、安定することがあります。

設定の見直し③:プリセットを変更する 

「YouTube 1080p」などの標準プリセットを使っていませんか? 

一度「ソースの一致 – 高速ビットレート」などに変更して試してみましょう。

書き出せないエラーを解消して、快適に動画編集に打ち込もう

この記事では、Premiere Proで書き出しできない時の対処法を解説しました。

まとめると

  • まずは「再起動」「キャッシュ削除」「Media Encoder」の3つを試す。
  • それでもダメなら、「ソフトウェアエンコーディング」への変更を試す。
  • ほとんどの場合、これらと「問題のある素材の特定」で解決できる。

書き出しエラーは、動画編集者にとって「時間」を直接うばう最大の敵です。

しかし、エラーには必ず原因があるので正しく対処すればOKです。

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