
Premiere Proのカラーマットの使い方がわかりません。
わかりやすく解説してください。
以上のような、カラーマットについての質問に答えていきます。
この記事の信頼性


私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。
当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。
「Premiere Proで動画の背景色を変えたい…」
「テロップが読みにくいから座布団を入れたい!」
「おしゃれな単色背景ってどう作るの?」
動画編集をしていると、こんな悩みが出てきませんか?
この記事を読めば、 カラーマットの 基本的な作り方から応用までわかります。
プロが使うテロップベースや背景の作り方や、 トランジションへの応用も紹介しますね。



目次から、自分の読みたい部分をさがしてうまく使ってください。
Premiere Proの「カラーマット」とは?


カラーマットはPremiere Proで作れる画像素材です。
単色の画像クリップとして使えます。
好きな色、好きなサイズで作れ、 シーケンス設定に自動で合わせてくれます。
Premiere Proの中だけで完結して、動画クリップと同じように扱えます。
主な使い方は以下のとおりです。
- 動画の背景
- テロップベース(座布団)
- トランジション(画面切り替え)
- 色味調整(フィルター)
これらの使い方をこれから解説しますね。
Premiere Pro カラーマットの作り方


作り方は2パターンあります。


✅プロジェクトパネルから作成
- プロジェクトパネルの下部の「新規項目」アイコンをクリック
- 「カラーマット」を選択
- 設定はそのままで「OK」をクリック。
- 「カラーピッカー」で好きな色を選び「OK」。
- カラーマットの名前を入力します。
- 最後に「OK」を押せば作成完了です。
- プロジェクトパネルにカラーマットができます。
- タイムラインのトラックにドラッグします。


✅メニューバーから作成
- 上部メニューバー >「ファイル」を選択
- 「新規」>「カラーマット」を選びます
- 設定はそのままで「OK」をクリック
- 「カラーピッカー」で好きな色を選び「OK」
- カラーマットの名前を入力します
- 最後に「OK」を押せば作成完了です
- プロジェクトパネルにカラーマットができます
- タイムラインのトラックにドラッグします
カラーマットが追加されない・表示されない時の対処法
カラーマットが作れない原因は、プロジェクトパネルが選ばれていないことです。
パネルの枠が青くなっていない状態です。
解決方法は、プロジェクトパネルの何もない場所をクリック。
(※画像挿入推奨:アクティブ状態のキャプチャ)
その状態でもう一度、作成手順を試してください。 これでカラーマットが作れるはずです。



他に表示・追加されない場合は、XのDMにて対応しています。
》yukiのXアカウント
カラーマットの基本的な編集方法


カラーマットの調整方法を解説します。
色を変えたり、透明にしたりできますよ。
カラーマットの色を変更する
色の変更方法は2つあります。
A:プロジェクトパネルから変更
- プロジェクトパネルのカラーマットを探します
- そのアイコンをダブルクリック
- カラーピッカーで、色を変更しOKです
これでタイムラインのカラーマット全ての色が変わります。
B:タイムラインから変更
- タイムライン上のカラーマットを選びます
- クリップをダブルクリック
- カラーピッカーで色を変更し「OK」です
この方法だと、そのクリップの色だけが変わります。 特定のクリップだけ色を変えたいときに使います。
透明度を変更する
カラーマットは半透明にできます。


- タイムラインのカラーマットクリップを選択。
- 「エフェクトコントロール」パネルを開きます。
- 「不透明度」の数値を下げます。
これでカラーマットが透けます。
テロップの背景として、使うことが多いです。
Premiere Proのカラーマットの活用方法


ここからは実践的な使い方を紹介します。
ぜひ覚えて活用してくださいね。
①テロップベース(座布団)


テロップの下にしく座布団です。
最もよく使うテクニックで、文字が格段に読みやすくなります。
✅テロップベースの手順
- カラーマット(例: 黒)を作成します
- テロップ(文字)の下のトラックに配置(文字より下のビデオトラック)
- エフェクトコントロール >「モーション」を開く
- 「縦横比を固定」のチェックを外す
- 「スケール(高さ)」と「スケール(幅)」でサイズ調整
- 「位置」を調整してテロップの背後に置く
- 「不透明度」を 60%~80% に下げる
②動画全体の背景
インタビュー動画などでよく使います。
✅動画全体の背景の手順
- カラーマットを作成します。
- タイムラインの一番下(V1)に配置。
- その上のトラック(V2など)に動画やテロップを置く
これで動画全体の背景になります。
③おしゃれなグラデーション背景
単色の背景では少し寂しいときは、 グラデーション背景を作ってみましょう。
✅おしゃれなグラデーション背景
- カラーマット(何色でもOK)を作成
- タイムライン(V1)に配置
- 「エフェクト」パネルを開く
- 「4色グラデーション」と検索
- エフェクトをカラーマットにドラッグ
- 「エフェクトコントロール」パネルで調整
- 4つの「カラー」を好きな色に変更
2色にしたい場合、1と2、3と4を同じ色にします
④フェードイン・アウト
画面を徐々に暗くしたり明るくしたりします。
動画の始まりや終わりによく使います。
✅フェードイン・アウトの手順
- 黒のカラーマットを作成
- 映像クリップの「上」のトラックに配置
- エフェクトコントロール >「不透明度」を開く
- キーフレームを使って不透明度を変化させる
(フェードイン例:冒頭で 100% → 0%)
(フェードアウト例:最後で 0% → 100%)
⑤動画全体の色味調整
動画全体にうっすら色を乗せたいときに、フィルターのような効果を出せます。
✅動画全体の色味調整
- 好きな色のカラーマットを作成
- 映像クリップの「上」のトラックに配置
- エフェクトコントロール >「不透明度」を開く
- 不透明度を 10%~20% 程度に下げる
これで動画全体に色が乗ります。
カラーマットを使いこなし、動画のクオリティを上げよう


カラーマットについて解説しました。
まとめると
- カラーマットはPremiere Pro内で作れる単色の画像
- 「ファイル > 新規」または「新規項目」からかんたんに作れる
- 色や透明度は、作成後でもすぐに変更できる
- テロップベースや背景などの活用方法がある
カラーマットは、動画編集で「稼ぐ」ための基本スキルです。
もし、今回のようにわからなくなって調べるなら、本かudemyの講座をひとつ持っておいて、辞書がわりに使うのがおすすめです。
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この記事が、あなたの一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

