
動画編集未経験で、今度面接があります。
合格するためにどうすればいいかわかりません。
以上のような、未経験転職での面接の質問に答えていきます。
✅この記事の内容
この記事の信頼性


私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。
当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。
私も最初の数社は、よくある面接対策をしましたが合格せずにかなり悩みました。
転職エージェントのアドバイスを受け、面接官が「何を知りたいのか?」を考え合格することができました。
この記事を読めば、面接の準備から本番まで、何をすればいいかがハッキリするので、内定に大きく近づけるはずです。
動画編集未経験転職の面接で「落ちる人」の特徴


対策の前に、未経験者がやりがちな「失敗パターン」を知って、同じ失敗を避けましょう。
1. 勉強する気持ちや、やる気が感じられない
面接官は「自分で学んで成長できるか?」という部分を見ています。
「教えてもらうのが当たり前」という姿勢だと、「この子は成長が遅そうだな…」と思われてしまいます。
- 自分がどう学んできたか、
- 「入社までに学んでおいた方がいいことを教えてください。」
などを、面接で言うようにしてアピールしましょう。
2. ポートフォリオの出来がイマイチ、説明ができない
あなたの作品は、あなた自身です。
その作品について
- なぜこう作ったのか
- どこを工夫したのか
などを話せないと、「あんまり考えて作ってないのかな?」と思われても仕方ありません。
採用されやすいポートフォリオの作り方は以下にまとめました。
3. うまくコミュニケーションが取れなさそう
動画作りは、一人じゃなくてチームでするお仕事です。
質問されたこととズレた答えを返したり、話が長いと
「この人だと、お客さんやチームの仲間とうまくやっていけないかも…」
と心配されます。
なので、面接練習の時には、ポイントを押さえて話すような練習をしましょう。
4. 会社のことをまったく調べていない
「うちの会社の動画、何か見ましたか?」と聞かれて答えられないとアウトです。
「うちの会社じゃなくても良い」と思われたら、合格は一気に遠のいてしまいます。
とりあえず入れればいいというのは、自分を守る意味でも危険です。
会社を調べないと、「ブラック企業」を引いてしまうのでしっかり調べましょう。
5. 逆質問ができない、または的外れ
逆質問は、あなたのやる気を見せる最後のチャンスです。
ここで「特にありません」と答えるのは、「会社に興味はありません」と言っているようなものです。
逆質問で聞くべきこと
1,「入社後、一日でも早く戦力になるために、今のうちから特に勉強しておくべきソフトの機能や知識はありますか?
質問の意図
高い学習意欲と、入社後の活躍を具体的に考えている姿勢をアピールできます。
「待ち」ではなく、自ら学んで貢献しようとする主体性を示せます。
2,「本日お話を伺い、ますます貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。差し支えなければ、〇〇様(面接官)がこのお仕事で感じていらっしゃる、一番のやりがいは何ですか?」
質問の意図
面接官個人への関心を示し、ポジティブなコミュニケーションを図ります。
仕事のポジティブな側面を知ろうとする姿勢は、好印象を与えます.
3,「もし採用いただけた場合、主に関わることになるプロジェクトや動画のジャンルはどのようなものでしょうか?」
質問の意図
自分のスキルや興味と、実際の業務内容が合っているかを確認する真剣な姿勢を示せます。
企業研究で見た作品に触れ、「特に〇〇のような広告動画に興味があるのですが…」と加えると、より意欲が伝わります。
4,「入社後の1日の業務の流れを教えていただけますでしょうか?(例:編集作業、クライアントとの打ち合わせ、企画会議などの時間的な割合など)」
質問の意図
働くイメージを具体的に持とうとしていることをアピールできます。
単なる憧れではなく、現実的に仕事として捉えていることを示せます。
5,「配属されるチームは何名くらいの体制で、どのような役割分担で制作を進めていらっしゃいますか?」
質問の意図
チームで働くことを意識しており、円滑な人間関係を築こうとする姿勢を示せます。
6,「チームでは、どのような方がご活躍されていますか?もしよろしければ、活躍されている方の共通点などを教えていただきたいです。」
質問の意図
企業の求める人物像を理解し、それに近づこうとする素直さと向上心をアピールできます。
【要注意】逆質問のNG例
調べればわかる質問
NG例:「御社の設立はいつですか?」→ 企業研究をしていない、やる気がないと思われます。
給与や福利厚生に関する質問(最初の面接で)
NG例:「残業は月にどれくらいありますか?」→ 仕事内容より待遇を気にしていると思われ、心証が悪いです。
これらの質問は内定後や最終面接で確認しましょう。
「はい/いいえ」で終わる質問
NG例:「研修制度はありますか?」→ 会話が広がりません。
「どのような研修制度があり、未経験者はどのようにスキルアップしていくのでしょうか?」のように、具体的な内容を聞きましょう。
「特にありません」→ 最悪の回答です。会社に興味がない、入社意欲が低いと判断されてしまいます。最低でも1〜2つは質問を準備していきましょう。
「何か質問はありますか?」と聞かれたら、それはあなたを試す最後の質問です。
万全の準備で、あなたの熱意を伝えてください。
動画編集の未経験転職で合格を掴むための4ステップ


合格か不合格は、面接の部屋に入る前に9割決まっています。
ここでは、未経験から内定を獲得するまでの準備を、4ステップで解説します。
✅内定までの4ステップ
- ポートフォリオを準備する
- 会社研究
- 自己分析
- プロの力を借りる
ポートフォリオを準備する
ポートフォリオは、ただの作品集じゃありません。
「私は、こんなふうに役に立てます」と伝えるためのプレゼン資料だと思ってください。
✅作品ごとに必ず書く情報
- 作った目的
- どんな人に見せたいか
- 自分が担当した部分
- 使ったソフトやスキル
- かかった時間
この5つは必ず書きましょう
これがあるだけで、「ちゃんと考えて作れる人なんだな」と評価されます。
会社の雰囲気に合わせた作品を1〜2本作る
これが最高の「あなたの会社に入りたいです!」アピールになります。
会社のYouTubeや広告動画を見て、似せた作品を1本作るだけで、やる気とリサーチ力を同時に見せられます。
すぐに見せられるようにしておく
ポートフォリオサイトを作ったり、URLやデータをすぐに送れるようにしておきましょう。
オンライン面接なら、チャットですぐにURLを送れるようにしておくと好印象です。
「この会社を選ぶ理由」を伝えるための会社研究
「他の会社があるのに、なぜうちを選んだの?」という理由が一番知りたいです。
公式サイト・作品・SNSをすみずみまでチェック
どんな動画を、どんな目的で、誰のために作っているのかをよーく見てみましょう。
SNSで「どんな投稿が人気なのかな?」まで見ると、その会社のファンが何を好きなのかまで分かってきます。
「自分のやりたいこと」と「会社のやっていること」が重なる点を見つける
会社を調べて分かったことと、自分の興味が重なる部分。それこそが、あなたの「志望動機」になります。
「自分」を売り込むための自己分析
前職や学生時代の経験も、すべて「強み」になります。
- 「なぜ動画編集なの?」を物語にする
どんなキッカケがあって、動画編集を選んだのか、話せるようにしましょう。 - 前の仕事の経験を「強み」に変える
営業ならコミュニケーション能力。事務ならスケジュール管理能力。 - 「未経験」をプラスの言葉に言い換える
会社のやり方を素直に覚えられる。前の仕事の経験を活かした、新しい見方ができる。
以上のように、自分の中の強みを見つけていきましょう。
プロの力を借りて、仕上げをする
最後に、準備したものが、採用担当者にちゃんと響くか「答え合わせ」します。
そのために転職エージェントを使います。
- 「もっとこうアピールしましょう」
- 「この作品はこう見せると良いですよ」
といった具体的なアドバイスを無料でくれます。
一人で悩まず、プロの力を借りて面接にのぞみましょう。
動画編集の未経験転職の面接でよくある質問と回答例
ここでは、よく聞かれる質問の「面接官のねらい」と「答え方のコツ」を解説します。
丸暗記じゃなくて、自分の言葉で話すのが一番大事です。
質問1:「自己紹介をどうぞ」
- 面接官はココを見ている
ちゃんと会話できるかな?どんな人かな? - こう答えよう
1分くらいで元気にハキハキと。
「①名前」「②前の仕事などの簡単な経歴」「③動画編集へのやる気」「④ポートフォリオを見てほしいです!」の4つを伝えましょう。
質問2:「なぜ未経験から動画編集者になろうと思ったんですか?」
- 面接官はココを見ている
本気でやりたいと思ってる?すぐ辞めないかな? - こう答えよう
「憧れ」だけじゃなく、「仕事として本気でやりたい!」という強い気持ちを見せましょう。
質問3:「ポートフォリオで一番の自信作はどれですか?」
- 面接官はココを見ている
どれくらいのスキルがあるかな?自分の作品をちゃんと説明できるかな? - こう答えよう
「この作品は、〇〇な人に向けて、△△という目的で作りました。
とくに工夫したのは□□で、これを作ったことで××ができるようになりました」
というように、道すじを立てて説明するのがポイントです。
質問4:「入社したら、どうやって会社に貢献してくれますか?」
- 面接官はココを見ている
この子は将来活躍してくれそうかな? - こう答えよう
自己分析で見つけた「自分の強み」と、会社研究で見つけた「会社の特徴」を合体させましょう。
「前の仕事で身につけたコミュニケーション能力で、お客さんの要望を正確に聞き出し、スムーズに制作を進めることで貢献できると思います」
のように、具体的に話すのがコツです。
質問5:「最後に何か質問はありますか?(逆質問)」
- 面接官はココを見ている
本当にうちの会社に入りたいのかな? - こう答えよう
- 良い例
「早く一人前になるために、今から勉強しておいた方が良いことはありますか?」「入社したら、一日の仕事はどんな流れになりますか?」 - NG例
「特にありません」(やる気がないと思われる)、「お給料はいくらですか?」(最初の面接で聞くのは早いかも)、「ホームページに書いてあること」(調べてないのがバレる)
動画編集未経験でも自信を持って面接にのぞもう


この記事では、面接の準備について詳しく解説しました。
まとめると
- 「教えてもらう」姿勢ではなく、「貢献したい」意欲を示す
- ポートフォリオを通じて、自分の学習意欲とポテンシャルを証明する
- 過去の職務経験と動画編集を結びつけ、自分だけの強みを語る
- 転職エージェントなどを活用し、客観的な視点で準備を万全にする
面接は、「一緒に働きたい!」と思ってもらうためのプレゼンの場所です。
しっかり準備すれば、未経験からでも大丈夫。
なお、今回はほぼ自分でやるプロセスを書きましたが、最初から転職エージェントを使う手もあります。
担当者との相性などもありますが、プロの手を借りた方がうまくいきます。
私が転職を成功させたエージェント↓
他のエージェントと比較したい方は以下の記事
この記事が、あなたの一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!