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【動画編集】単価交渉で失敗しないための完全ガイド

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動画編集案件の単価交渉をしたいです。
どう言えばいいか細かく具体的に教えてください。

以上のような、動画編集の単価交渉に関する質問に答えていきます。

この記事の信頼性

筆者の経歴プロフィール
・動画編集・マーケター歴6年以上
・副業→会社員→フリーランス
・継続案件で生活中

私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。

当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。

この記事では、実際に単価交渉を行なってきた私が、単価交渉を有利に進める手順をお伝えします。

単価交渉に必要な「準備〜そのまま使えるテンプレ」まで、順番に解説していきます。

目次

単価交渉は、ある程度経験を積んだらするべきです。

理由は2つ

  1. スキルが上がっているから
  2. 低単価だと成長できない

スキルが上がっているから

案件をこなすたびに、スキルや経験は確実に上がっています。

例えば

  • 編集スピードが速くなってる。
  • 新しい表現ができるようになってる。
  • クライアントとのやり取りがスムーズになってる。

成長に見合った報酬をもらうのは、プロとして当たり前のことです。

自分のスキルに応じて、適切に交渉していきましょう。

②低単価だと成長できない

低単価だと、成長するチャンスを失ってしまいます。

作業に追われて、新しいスキルを学ぶお金や時間を作れないからです。

この先、価値を提供し続けるなら単価交渉を必ずしましょう。

単価を上げて自己投資を行なっていって、価値を上げるサイクルを作ることが大切です。

単価交渉は、「単価を上げてください」とストレートに伝えても失敗します。

単価交渉を成功させるために、以下の3つの準備を行なってください。

  1. 自分の「提供価値」を言葉にする
  2. 客観的な「市場単価」を調べる
  3. 「交渉材料」となる実績を整理する

①自分の「提供価値」を言葉にする

まずは、あなたが提供している価値を、具体的に書き出しましょう。

  • レスポンスが速い
  • 修正依頼にすぐ、正しく対応できる
  • 「こうした方が良くなる」と提案できる

といった、スキル以外の部分も全てあなたの価値です。

もし可能なら、

「〇〇という工夫で、動画の再生時間が平均〇%長くなった」

のように、数字で表せる成果を入れると、説得力が増します。

②客観的な「市場単価」を調べる

次に、客観的な自分の価値をを調べましょう。

調べるのは

  • 転職エージェント
  • クラウドソーシングサイト
  • 動画編集者のコミュニティ

などで、自分と同じくらいの経験やスキルの人の報酬リサーチします。

この「相場」が、あなたの希望単価の根拠になります。

動画編集者におすすめの転職エージェント

「交渉材料」となる実績を整理する

ポートフォリオは、最新の状態にしておきましょう。

クオリティの高いものや、実績が分かるものをピックアップしてください。

また、クライアントからのレビューも交渉材料になるので、整理しておきましょう。

以上をまとめたものを、サイトや資料にしておくと単価交渉の際に役立ちます。

もし、質の高いポートフォリオを作る手順は以下でまとめています。

ポートフォリオの作り方全手順

準備が整ったら、交渉を切り出すましょう。

以下のタイミングを狙うことで、交渉がスムーズに進みやすくなります。

  1. 契約更新の1ヶ月前
    相手も契約更新について考える時期なので、検討してもらいやすいタイミングです。
  2. 成果を出した直後
    あなたの仕事を高く評価してくれている時はチャンスです。
  3. 追加の仕事を頼まれた時
    新しい案件を依頼された時もチャンスです。今までの契約内容と比べながら提案しやすくなります。
  4. プロジェクトが成功した時
    関わったプロジェクトが成功し、事業がうまくいっている時は、前向きに検討してもらいやすいです。

逆に、忙しそうにしている時期や、何かトラブルが起きている時は、交渉を避けましょう。

次で、単価交渉のテンプレートを準備しています

伝え方で最も大切なのは、

  1. 感謝
  2. 根拠
  3. 提案
  4. 配慮

以上の、4つの要素を入れることです。

これらを盛り込んだテンプレートを用意したので、メモに残しておいてください。

例文:契約更新時のスタンダードな伝え方

件名:【ご相談】契約更新と今後の編集単価について(自分の名前)

本文

株式会社〇〇 〇〇様

いつもお世話になっております。 動画編集を担当させていただいております、◯◯です。

〇月から開始した契約も、早いもので更新の時期が近づいてまいりました。 いつも迅速なご確認や丁寧なフィードバックをいただき、心より感謝しております。おかげさまで、非常にスムーズに業務を進めることができております。

さて、本日は今後の編集単価につきまして、ご相談があり連絡いたしました。

これまで〇〇様のお仕事に携わる中で、当初よりも編集スピードが向上しただけでなく、▲▲(例:新しいアニメーション表現)といったスキルも習得し、より質の高い動画を制作できるようになったと自負しております。 (もし実績があれば→)実際に、先日納品いたしました動画では、視聴維持率〇%向上に貢献できたことを大変嬉しく思っております。

つきましては、大変恐縮ではございますが、次回の契約更新のタイミングで、現在の動画1本あたりの単価を〇〇円から〇〇円に変更させていただきたく、ご検討いただくことは可能でしょうか。

もちろん、これまで以上のクオリティで〇〇様のお力になれるよう、一層努力してまいります。

ご多忙の折、大変恐縮ではございますが、ご検討いただけますと幸いです。 もし今回の金額改定が難しいようでしたら、ご遠慮なくお申し付けください。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

(氏名) ポートフォリオ:URLを記載

ポイント

  • クッション言葉を使う
    「恐れ入りますが」「もし可能でしたら」といった言葉を文頭につけるだけで、お願いの印象がグッと柔らかくなります。
  • 逃げ道を用意す
    一方的に要求するのではなく、「もし難しいようでしたら、ご遠慮なくお申し付けください」と一言添えることで、相手にプレッシャーを与えず、誠実な印象を与えることができます。

自分の言葉に書き直して、ブラッシュアップしていってください。

交渉を有利にする「付加価値」の高め方

単価交渉を成功させる最も確実な方法は、「高い単価でもお願いしたい」と思ってもらうことです。

そのためには、編集スキルだけでなく

  • マーケティングの知識(どうすれば動画がもっと見られるか)
  • セールスライティング(動画で商品が売れる言葉の使い方)
  • モーショングラフィックス(目を引くアニメーション)

などのスキルを身につけ、あなたにしか提供できない「付加価値」を持つことが重要です。

もし独学がむずかしいと感じていたら、スクールへの投資も考えてください。

スキルを習得する時間も短くなりますし、案件ポートをしてるスクールも多いので、効率よく稼ぐ力が身につきます。

また、独学者のためにPremiere Proの基本的な学習法を、詳しくまとめた記事もあります。

次で、よくある質問に答えます。

動画編集の単価交渉でよくある質問

ここでは、単価交渉に関して良ある質問をまとめます。

Q. 希望額はいくらが妥当ですか?

現在の単価の1.2倍〜1.5倍が一般的な目安と言われています。

ただし金額よりも、見合う価値を提供できるという「根拠」をしっかりと説明できることが大切です。

準備1〜3で整理した内容を自信を持って伝えましょう。

Q. 交渉で断られたらどうすればいいですか?

落ち込む前に、理由を聞いてみましょう。

「予算的に厳しい」という理由であれば、 例えば

「では、納品本数を月3本から2本に減らす代わりに、単価を上げていただくのはいかがでしょうか?」

といった代わりの案を出すことで、交渉の余地が生まれることもあります。

大切なのは、関係性を壊さずに次のチャンスを待つことです。

Q. 契約してから、どのくらいの期間で交渉するのがベストですか?

最低でも3ヶ月以上、継続して関係を築いてからが望ましいです。

あなたの仕事ぶりや人柄を十分に理解し、信頼関係ができてから交渉すると、成功率が高まります。

特に契約更新の1ヶ月前は、最も自然なタイミングです。

Q. 複数のクライアントがいますが、全員に同じタイミングで交渉すべきですか?

いいえ、クライアントごとに交渉のタイミングを見極めるのが重要です。

全員に一斉に交渉すると、うまくいかなかった場合に収入が不安定になるリスクがあります。

Q. 交渉が苦手です。メールやチャットだけで交渉しても問題ないですか?

はい、問題ありません。

むしろ、メールやチャットの方が「感謝・根拠・提案・配慮」という4つの要素を冷静に整理して伝えられるため、交渉が苦手な方にこそおすすめです。

この記事で紹介したテンプレートを活用し、ご自身の言葉で誠意を伝えてみてください。

単価交渉で、余裕を作りいいサイクルを作ろう

今回は、動画編集の単価交渉で失敗しないための完全ガイドをお届けしました。

まとめると

  • 自分の価値と市場単価を把握し、実績を整理しておく
  • 成果を出した「タイミング」で切り出す
  • 感謝と根拠をセットにした「伝え方」を意識する
  • 編集+αの「付加価値」で自分の価値を高める

単価交渉は、決して怖いものではありません。

動画編集者として、さらにレベルアップするための大切なステップです。

この記事を参考に、まずはご自身の「提供価値の言語化」から始めてみてください。

あなたの勇気ある一歩を、心から応援しています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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