
動画編集を始めたいけど、パソコン選びで迷っています。
おすすめのPCを教えてください。
以上のような、PC選びに関する質問に答えていきます。
この記事の信頼性


独学からスタートして5年で、フリーランスになりました。
今は田舎で暮らしながら、動画編集のスキルや「稼ぐ方法」を発信しています。
この記事では、PC選びで失敗しないためのポイントを解説します。
PCはあなたのスキルを形にする最も大切な仕事道具です。
ここで初期投資を惜しんでしまうと、ソフトが頻繁に落ちたり、
途中で固まってやり直しなど、作業効率がかなり落ちます。
結論から言うと、以下の2つが最初はおすすめです。
| MacBook Air 15 | 約250,000円 |
| HP Victus 16 | 189,800円 |
また、MacBook Airを考えている方は、以下の記事で詳しく解説しています。



まずは、スペックの話から始めていきます。
なぜPremiere Proには「高スペックPC」が必要?
動画編集は、かなり負荷の高い作業です。
テロップ、エフェクトなどを「同時」に処理し続ける必要があります。
スペック不足のPCで編集すると頻繁にフリーズしたり、強制終了することもあります。
PCのスペックが原因で、人の2倍、3倍の時間がかかります。



よく「道具が仕事をする」と言いますが、動画編集の作業時間は
スペック×スキルなので、PCへの投資をケチると多くの時間をムダにしてしまします。
なので、快適に編集できるPCを予算が許す範囲でえらびましょう。
Premiere Proの公式スペックと「本当に稼ぐため」の推奨スペック
Windowdsの推奨スペック
| 最小 | 推奨 | |
|---|---|---|
| プロセッサー | Intel® 第 6 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 1000 シリーズ以降の CPU Advanced Vector Extensions 2(AVX2)サポートが必須 | Quick Sync 搭載の Intel® 第 11 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 3000 シリーズ/Threadripper 3000 シリーズ以降の CPU |
| オペレーティングシステム | Windows 10(64 ビット)日本語版 V22H2 以降 | Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 22H2(以降)または Windows 11。 |
| メモリ | 8 GB の RAM | HD メディアの場合は 16 GB の RAM4K 以上の場合は 32 GB 以上 |
| GPU | 2 GB の GPU メモリ | 8 GB の GPU メモリ |
| ストレージ | 8 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージ上にはインストールしない)メディア用に追加の高速ドライブ | アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSDメディア用に追加の高速ドライブ |
| ディスプレイ | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 以上HDR ワークフロー用 DisplayHDR 1000 |
| サウンドカード | ASIO 互換または Microsoft Windows Driver Model | ASIO 互換または Microsoft Windows Driver Model |
| ネットワークストレージ接続 | 1 ギガビットイーサネット(HD のみ) | 1 ギガビットイーサネット(HD のみ) 4K 共有ネットワークワークフロー用に 10 ギガビットイーサネット |
Macの推奨スペック
| 最小 | 推奨 | |
|---|---|---|
| プロセッサー | Intel ® 第 6 世代以降の CPU Advanced Vector Extensions 2(AVX2)サポートが必須 | Apple シリコン M1 Pro、M1 Max、M1 Ultra 以降 |
| オペレーティングシステム | macOS Ventura(バージョン 13)以降 注意:Premiere Pro バージョン 25.4 は、macOS Monterey(バージョン 12)ではサポートされていません。 Mac ユーザーは、Apple シリコンおよび Intel ベースの Mac で 25.3 以前のバージョンを引き続き使用できます。 | macOS Ventura(バージョン 13)以降 |
| メモリ | 8 GB の RAM | Apple シリコン:16 GB の統合メモリ |
| GPU | Apple シリコン:8 GB の統合メモリ Intel:2 GB の GPU メモリ | Apple シリコン:16 GB の統合メモリ |
| ストレージ | インストール用に 8 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージ上にはインストールしない)メディア用に追加の高速ドライブ | アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSDメディア用に追加の高速ドライブ |
| ディスプレイ | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 以上HDR ワークフロー用 DisplayHDR 1000 |
| ネットワークストレージ接続 | 1 ギガビットイーサネット(HD のみ) | 4K 共有ネットワークワークフロー用に 10 ギガビットイーサネット |
最小スペック(例:メモリ8GB)は、Premiere Proが「かろうじて起動する」レベルです。
編集作業はほぼ不可能なので、公式の「推奨スペック(例:メモリ16GB)」も、FHD(フルHD)編集なら何とか可能です。
しかし、少し凝った編集をするとすぐに動作が重くなります。
稼ぐために「本当に必要な」快適スペック一覧表
「快適に編集して、ストレスなく稼ぐ」には、以下のスペックが必要です。
| レベル | 目的・編集内容 | CPU | メモリ | GPU | ストレージ |
| エントリー | FHD(1080p)編集がメイン (YouTube, SNS動画など) | Core i5 / Ryzen 5 (最新世代) | 16GB (必須) | GeForce RTX 4050 または M1/M2チップ | SSD 1TB (必須) [cite: 2728] |
| ミドル | 4K編集も視野に入れる (高画質案件、Vlogなど) | Core i7 / Ryzen 7 (最新世代) | 32GB (推奨) | GeForce RTX 4060 / 4070 または M2 Pro/M3 Pro | SSD 1TB (必須) + 外付けSSD |
| ハイエンド | 4K/6K/8K編集 After Effectsも多用するプロ | Core i9 / Ryzen 9 (最新世代) | 64GB以上 | GeForce RTX 4080 / 4090 または M2 Max/M3 Max | SSD 2TB以上 + 高速外付けSSD |
動画編集PC選びで見るべき4つのスペック


PC選びで見るべきポイントは、たった4つです。
これだけ押さえれば、混乱することはありません。
- CPU(頭脳)
- GPU(映像専門アシスタント)
- メモリ(作業机の広さ)
- ストレージ(本棚の大きさ・速さ)
それぞれを分かりやすく解説します。
CPU(頭脳)
CPUは、パソコンの処理速度を決める一番重要なパーツです。
「パソコンの頭の回転の速さ」と考えると分かりやすいです。
CPUの性能が高いほど、編集作業や動画の書き出しが速くなります。
動画編集のような重い作業では、CPUの性能が作業時間に直接影響します。
副業で稼ぐなら、Core i7/Ryzen 7/M1 Pro 以上のモデルを買ってください。



ちなみにMacのMシリーズのチップには、CPU,GPU,メモリが一体になってるので、Pro以上を買っておけばOKです。
GPU(グラフィックボード / 映像担当)
GPUは、映像の処理を専門に行うパーツです。
CPUの隣にいる「超優秀な映像専門アシスタント」とイメージしてください。
GPUがないと、編集ソフトのプレビューがカクカクしてしまいます。
動画の書き出しにも何時間もかかることがあります。
NVIDIA社の「GeForce RTXシリーズ」が定番で、本格的な動画編集には「RTX 4050」以上が必須です。
メモリ(作業机の広さ)
メモリは、複数のソフトを同時に動かすためのパーツです。
「作業机の広さ」と考えてください。
作業机が広い(メモリが多い)ほど、たくさんの資料を広げてもスムーズに仕事ができます。
動画編集は素材、編集ソフト、インターネットなど多くの資料を広げる作業です。
そのため、机は広いほど快適になります。
最低でも16GB、快適に稼ぐなら32GBが必須です。
ストレージ(本棚の大きさ・速さ)
ストレージは、データやソフトを保存する場所です。
速さの違う「HDD」と「SSD」がありますが、動画編集では「SSD」一択です。
SSDは「出し入れが超速い最新式の本棚」です。
特に「NVMe」という規格のSSDは爆速なので、おすすめ。



それでは、具体的な予算や目的に合わせて、おすすめのPCモデルを9台見ていきましょう。
動画編集におすすめなPC9選


ここからは、目的や予算でおすすめのPCを紹介していきます。
副業のスタートに!高コスパPC 3選
この価格帯は、Full HD(1080p)画質のYouTube動画編集などを始めてみたい方に最適です。
月5万円の副業を目指すには十分な性能を持っています。
評価基準: ◎ 大変良い / ◯ 良い / △ 普通
| モデル名 | 価格目安 | 処理性能 | コストパフォーマンス | デザイン性 | サポート・信頼性 |
|---|---|---|---|---|---|
| HP Victus 16 | 189,800円 | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
| 162,140円 | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | |
| ドスパラ raytrek R5-RL5 | 149,800円 | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
<small>※価格は2025年6月時点の目安であり、セールや構成によって変動します。</small>
HP Victus 16 (ノート)


特徴
- 20万円以下でRTX 4050(グラフィックボード)を搭載するコスパのいいモデル
- ゲーミングPCなので高いグラフィック性能
- この価格帯では頭一つ抜けているスペック
こんな人におすすめ
- とにかくコストを抑えて動画編集を始めたい
- 最初のPCで2年以上使いたい
- 初めてのPCで失敗したくない
つまり、限られた予算の中で、コスパを求める方におすすめの一台です。
Lenovo LOQ 15 (ノート)


特徴
- シンプルなデザインと安定した性能で人気のモデル
- セール時だとコスパ最強
- 信頼性の高いメーカーで安心
こんな人におすすめ
- デザイン性と性能のバランスを重視する
- お得に高性能なPCを手に入れたい
- 長く使える一台を探している
つまり、長く期間ひとつのPCで動画編集が可能です。
ドスパラ raytrek R5-RL5 (ノート)


特徴
- クリエイター向けブランド「raytrek」のエントリーモデル
- 動画編集に必要なスペックでとりあえずこれでok
- 国内生産でサポートも安心
こんな人におすすめ
- クリエイター向けのPCを探している
- 購入後のサポートがほしい
- 安定したPCで作業をしたい
専門ブランドの安心感と、サポートを受けたい方にはおすすめです。



次に、少し高めな本格スペックのPCを紹介します
【予算15〜25万円】副業で月10万円以上を目指す!本格スペックPC 6選
この価格帯は、動画編集を「仕事」にするための本格的なスペックです。
4Kの編集スムーズになり、作業効率が良くなるので「稼ぎ」に直結します。
※デスクトップは、ディスプレイなどを用意する必要があります。
評価基準: ◎ 大変良い / ◯ 良い / △ 普通
| モデル名 | 種別 | 価格目安 | 処理性能 | コスパ | デザイン性 | サポート・信頼性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HP OMEN 16L | デスクトップ | 169,800円 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
| マウス DAIV FM-A5G60 | デスクトップ | 249,800円 | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
| ドスパラ raytrek 4CD56(B760) | デスクトップ | 230,200円 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
| ASUS TUF Gaming A14 | ノート | 239,800円 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
| MacBook Air 15″ | ノート | 約250,000円 | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
| MacBook pro 15″ | ノート | 約390,000円 | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
※価格は2025年8月時点の目安であり、セールや構成によって変動します。
HP OMEN 16L (デスクトップ)


特徴
- コスパ最強で、これで始めればokという1台
- メモリは16GBだが、稼ぐようになってから増設できる
- 強力な冷却性能で安定した動作を実現します。
こんな人におすすめ
- 値段とスペック両方取りたい
- 4k編集などでしっかり稼ぎたい
- パワフルでスタイリッシュな作業環境がいい
性能とデザインの両方に打割りたい方には、ぴったりの一台です。
マウスコンピューター DAIV FM-A5G60 (デスクトップ)


特徴
- クリエイター向けブランド「DAIV」の、動画編集に最適な王道モデル
- 32GBメモリとRTX 4060で、4K編集もサクサクこなせる
- 将来パーツを交換して、さらにパワーアップさせれる
こんな人におすすめ
- これから本格的に動画編集の副業で稼いでいきたい
- 4Kなどの高画質な動画編集に、ストレスなく挑戦したい
- 性能や拡張性で妥協せず、一台を長く使っていきたい
つまり、「失敗のない投資」をしたいあなたに最適な一台です。
ドスパラ raytrek 4CXF (デスクトップ)


※カスタムで、メモリを32GBにSSDを1TBにカスタムしたものがおすすめ
特徴
- 高い性能と冷却性能にが特徴のPC
- 多くのプロに選ばれている人気シリーズ
- 長時間の作業でも安定したパフォーマンスを維持
こんな人におすすめ
- プロの現場で使われているような信頼性が欲しい
- 高負荷な作業を長時間行うことが多い
- パフォーマンスの安定性を最重視する
つまり、動画編集中にかたまったり、落ちにくいパソコンです。
ASUS TUF Gaming A16 (ノート)


特徴
- 米軍の定める耐久性基準をクリアした、頑丈な作り
- 高い冷却性能で、長時間の重たい作業でも安定
- 少し高めだが、長く使える
こんな人におすすめ
- PCを持ち運ぶ機会が多くて、耐久性を大切にしたい
- 長時間の作業でも安定して作業したい
- 信頼性とコストパフォーマンスを両立させたい
まさに「タフ」な相棒として、ハードな動画編集作業をしても安心です。
Apple MacBook Air 15インチ (M3) (ノート)


特徴
- 驚くほど薄く、軽く、ファンレス設計で完全に無音
- バッテリー駆動時間が非常に長く、外出先での作業に最適
- iPhoneで撮った動画を編集するなど、Apple同士の連携がスムーズ
こんな人におすすめ
- Full HD画質の編集がメインで、たまに4Kを扱う程度のMacユーザー
- カフェなど静かな場所で作業したい
- デザイン、静音性、携帯性を最優先したい
Full HD編集が中心なら、これ以上スタイリッシュで快適な選択肢は他にありません。
[番外編]Apple MacBook Pro15インチ (M3) (ノート)


特徴
- 長時間の4K編集や3Dレンダリングも快適にこなすプロ級のパフォーマンス
- 長時間のバッテリーと、SDカードリーダーやHDMIポートなど豊富な接続性
- ディスプレイが、HDRコンテンツの編集に欠かせない圧倒的な輝度と色彩を再現
こんな人におすすめ
- 4K・8K動画の編集、本格的なカラーグレーディング、複数のエフェクトをしたい
- 正確な色表現が求められる映像制作やデザインの現場で使う
- 書き出し速度を重視し、作業時間を1秒でも短縮したいプロのクリエイター
予算に余裕があり、スペックに一切妥協しないのだったら一番おすすめです。
これから稼ぎたいならHP Victus 16がおすすめ
もしあなたが、これから動画編集で稼ぎたいと考えているなら
「HP VIctus 16」
なぜなら、ほとんどの副業案件を快適にこなせるスペックを持ち、数年間は買い替える必要がない「最も失敗のない投資」だからです。
しょっちゅうフリーズするPCでの作業は、ストレスが溜まります。
しかし、このPCなら編集作業そのものに集中でき、稼ぐことに集中できます。
パソコンは稼ぐための「最高の自己投資」


今回は、動画編集におすすめのパソコンを9モデル、目的・予算別に徹底比較しました。
▼ 今回のポイント
- PC選びは「CPU, GPU, メモリ, ストレージ」の4つが重要
- 自分の「目的」と「予算」に合わせて選ぶのが失敗しないコツ
- Windowsで迷ったらHP Victus 16
- Macで迷ったらMacbook air
動画編集において、PCは最も重要な仕事道具です。
ここで初期投資を惜しんでしまうと、作業効率がかなり下がります。
それは、稼ぐチャンスを逃してしまうことと直結します。



買い替える余裕がないなら、以下の記事を参考にPCを軽くしていきましょう。
あなたに合ったPCを見つけて、動画編集で稼ぐための一歩を踏み出しましょう。
当ブログでは、このように「未経験から動画編集で稼ぐ」ための発信をしています。
まだ稼いでいない人は、まずは「5万円稼ぐ」、「転職する」という具体的なアクションから取り組んでいただければと思います。
》未経験から5万円稼ぐロードマップ
私の経験から、未経験から転職を成功させるロードマップも作成しました。
》未経験からの転職ロードマップ



以下は、動画編集を学んでいる方へのおすすめ記事です。
独学で、動画編集を身につけよう
私は、動画編集を独学から始め、フリーランスになりました。
そんな私が独学の手順や、スクールとの比較をまとめたので、参考にしていただけたらと思います。
スクールで、確実に稼げるようになろう
また、私はスクールに通っていないですが、転職や副業を目指すならスクールへの投資もおすすめです。
初期投資は少しかかりますが、+5万円の収入があれば数ヶ月で回収可能です。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!






