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Premiere Proが重いのを解決する方法を徹底解説

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Premiere Proが重くて作業になりません。
解決方法を教えてください。

以上のような質問に、Premiere Proが重い原因と、今すぐ試せる解決策を紹介します。

この記事の信頼性

筆者の経歴プロフィール
・動画編集・マーケター歴6年以上
・副業→会社員→フリーランス
・継続案件で生活中

私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。

当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。

この記事では、Premiere Proが重い時にするべき対処法と、根本原因を解決していきます。

考えられる対処法を詰め込んだので、見つけて対処をしてみてください。

もし解決しない場合は、XのDMにて対応しています。
yukiのXアカウント

目次

Premiere Proが重くなる原因は、いくつか考えられます。

主な原因は、次の3つです。

  1. ソフトの設定が最適ではない
  2. PCの性能が足りていない
  3. 編集する動画データが重すぎる

簡単な順にを解説します。

まずは、Premiere Proの中の設定を変えてみましょう。

これだけで、動作がとても軽くなることがあります。

PCの「メモリ」は、作業机の広さのようなものです。

Premiere Proが使える机の広さを、大きくしてあげましょう。

  1. メニューの[編集]から[環境設定]を選びます。
  2. [メモリ]の項目をひらきます。
  3. 「他のソフトに割り当てるメモリ」を一番小さくします。

(スクショ挿入指示:[編集] > [環境設定] > [メモリ] の画面)

こうすると、Premiere Proが使えるメモリが増えます。

PCの力を最大限に動画編集へ使えます。

「キャッシュ」とは、作業を速くするために一時的に保存されるデータです。

このゴミがたまると、Premiere Proが重くなります。

一番効果が出やすいので、試してください。

  • メニューの[編集]から[環境設定]を選びます。
  • [メディアキャッシュ]の項目をひらきます。
  • 「メディアキャッシュファイルを削除」のとなりにある[削除]ボタンを押します。
メディアキャッシュのスクリーンショット

これだけで、びっくりするほど軽くなることがあります。

重いと感じたら、まずはキャッシュ削除を試しましょう。

メディアキャッシュがうまくいかない場合

キャッシュのゴミは、PC本体(Cドライブなど)にためない方がよいです。

PC本体ではなく、できれば「外付けSSD」が最適です。

  • [編集] > [環境設定] > [メディアキャッシュ]をひらきます。
  • 「メディアキャッシュファイル」の[参照]ボタンを押します。
  • 保存場所を、PC本体以外の高速なドライブ(外付けSSDなど)に変更します。

プレビュー(編集中の映像)をきれいに表示すると、PCに負担がかかります。

画質を少し下げるだけで、動きはとてもスムーズになります。

  1. プレビュー画面の右下にある「フル画質」と書かれたボタンを押します。
  2. 「1/2」または「1/4」を選びます。
プレビューの画質を下げる方法のスクリーンショット

PCには「GPU」という映像処理が得意な部品があります。

Premiere ProがGPUの力を借りられる設定か、確認しましょう。

  • メニューの[ファイル]から[プロジェクト設定]を選びます。
  • [一般]の項目をひらきます。
  • 「レンダラー」が「GPU高速処理」になっているか確認します。
    (Windowsなら「CUDA」、Macなら「Metal」と表示されます)

もし「ソフトウェア処理」になっていたら、GPUの力を借りられていません。

「GPU高速処理」に変更してください。

設定を変えても重いときは、データの扱いに問題があるかもしれません。

プロも実践する「データを軽くする技術」を紹介します。

4Kなどの高画質な動画は、データがとても重いです。

重いデータのまま編集すると、カク着くことがあります。

そこで「プロキシ」という機能を使います。

プロキシとは、「編集用のかるいデータ(代理)」を作ること。

重い元データの代わりに、かるい代理データで編集します。

作り方はとてもかんたんです。

  1. まず、重い動画素材(クリップ)を選びます。
  2. 素材の上で「右クリック」を押してください。
  3. メニューから「プロキシ」を選び、次に「プロキシを作成」をクリックします。
  4. 設定画面が出ますが、「形式」は「H.264」を選びます。
  5. 「プリセット」は「低解像度プロキシ」を選ぶのがおすすめです。
  6. 「OK」を押すと、別のソフト(Media Encoder)が起動し、自動で作成が始まります。

書き出すときは、自動で重い元データに切り替わります。

4K編集をするなら、プロキシは絶対に必要です。

エフェクトは、PCに大きな負担をかけます。

とくに「ワープスタビライザー(手ぶれ補正)」などは重いです。

重いエフェクトは、編集が終わるまで一時的にオフにしましょう。

編集(カットやテロップ入れ)のあいだは、以下のようなエフェクトを一時的にオフにしましょう

  • ワープスタビライザー(手ぶれ補正)
  • ノイズ除去(デノイズ、リバーブ除去など)
  • Lumetriカラー(ルビ:ルメトリカラー)
  • ブラー(ぼかし)
  • サードパーティ製のエフェクト

これらは、編集が終わった「書き出し前」にオンにしてください。

また、タイムラインの上が「赤いバー」になっていると、「PCが処理しきれていない」というサイン

Enterキーを押して「レンダリング」をしましょう。

レンダリングをすると、赤いバーが緑色に変わり、プレビューがスムーズに再生できるようになります。

ソフトの設定(STEP1)や編集方法(STEP2)でもだめなとき。

それは、PC本体や周辺の環境に原因があります。

PCのストレージが、データでいっぱいに なっていませんか?

目安として、Cドライブの空きは最低でも100GBはないと危険です。

空きが少ないと、PC全体の動きが遅くなります。

いらないファイルや、使っていないソフトは削除しましょう。

動画編集は、PC本体(内蔵ストレージ)だけで行うべきではありません。

PCに高すぎる負担がかかってしまいます。

  • PC本体(内蔵SSD):OSとPremiere Proだけを入れる
  • 高速な外付けSSD:動画素材やキャッシュ(ゴミ)を入れる
  • 別のストレージ:完成した動画を保存する

このように、場所を分けて使うのが鉄則です。

どのSSDを選べばよいか迷う人は、BUFFALOのSSDがコスパが良くおすすめです。

BUFFALOのSSDの詳細をかくにんする

PCの裏側で、動いているソフトはありませんか?

たとえば、ウイルス対策ソフトや、クラウドストレージ(Google Driveなど)です。

これらが裏で動いていると、PCのメモリを消費します。

動画編集をするときは、なるべく他のソフトを止めてください。

Premiere ProだけにPCの力を使わせましょう。

STEP1で「GPU支援」の話をしました。

映像処理が得意なGPUですが、その力を引き出す「ドライバー」というソフトがあります。

このドライバーが古いと、GPUがうまく働けません。

お使いのGPUメーカー(NVIDIAAMDなど)の公式サイトを見てください。

最新のドライバーが公開されていないか確認しましょう。

インストールするだけで、動作が改善することがあります。

それでも重いならPCの買い替え。その判断基準は?

STEP1〜3を試してもまだ重いなら、動画編集に追いついていない「サイン」です。

買い替えのサイン

以下のような症状があるなら、PCの買い替えを検討してください。

  • STEP1〜3をすべて試しても、プレビューがカクカクする
  • プロキシを作っても、動作が重い
  • 15分のFHD動画(普通の画質)の書き出しに、30分以上かかる
  • After Effects(別の編集ソフト)と連携すると100%落ちる

このような状態だと、時間も無駄になりますし挫折をする原因にもなります。

道具が仕事をするのは、初心者にも当てはまるので買い替えを検討しましょう。

動画編集に必要なPCスペック

もし買い替えるなら、このスペックを参考にしてください。

  • メモリ: 32GB以上
    16GBでは4K編集やエフェクトを多く使うと、すぐに限界がきます。
  • CPU: Core i7 / Ryzen 7 / M1 Pro 以上
    PCの「頭脳」にあたる部品です。
  • GPU: GeForce RTX 3060 / M2 Pro 以上
    映像処理のパーツです。これがあると作業が速くなります。
  • ストレージ: 内蔵SSD 1TB + 高速な外付けSSD(必須)
    作業場所と保存場所を分けるのが大切です。

Windowsなら、自分で部品を選べる「BTOパソコン」がよいです。

Macなら「MacBook Pro」を選びましょう。

どのPCを選べばよいか迷う人は、予算や目的別にくわしく解説した記事を参考にしてください。

おすすめのPCまとめ

Premiere Proが重い時によくある質問

よくあるこまかい疑問に答えておきます。

Q1. MacBook Airでも編集できますか?

M1やM2チップ以降のMacBook Airなら、FHD編集(普通の画質)はできます。

ただし、メモリは絶対に16GB以上にカスタムしてください。

8GBのモデルでは、100%重くなります。

MacBook Airについては、以下の記事で詳しく解説しています。

Q2. 外付けHDDはダメですか?

データを「保存」するだけならOKです。

しかし、HDDから直接データを読み込んで編集してはいけません。

読み込み速度がおそすぎて「重い」原因になります。

作業は「外付けSSD」、保存は「HDD」と使い分けてください。

他に質問がある場合は、XのDMにて対応しています。
yukiのXアカウント

Premiere Proが重いストレスから解放されよう

この記事では、Premiere Proが重い原因と対策を解説しました。

まとめると

  • 主な原因: 「設定」「素材」「PC環境」の3つ
  • まず試すこと: キャッシュ削除、メモリ割り当て
  • 次に行うこと: プロキシ作成の習慣化
  • 根本的な解決: 外付けSSDの導入、PC環境の見直し

動作が重いと時間をうばうだけでなく、 ストレスがたまり、稼ぐチャンスも逃します。

プレビューがサクサク動くだけで、動画編集はとても楽しくなります。

まずはこの記事に書いてあることを実行してみましょう。

それでもダメなら、PCのスペック(とくにメモリ)が足りていません。

快適な編集環境(=稼げる環境)を手に入れるために、「投資」も考えてみてください。

おすすめのPCまとめ

私は、このような知識を独学と転職先で身につけました。

そんな私の独学の方法をまとめたロードマップは以下の記事です。

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この記事が、あなたの一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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