
動画編集者ですが、Photoshopを使えるようになりたいです。
独学の方法を推してれください。
このような、動画編集者のPhotoshop学習に関する質問に答えます。
✅この記事の内容
この記事の信頼性


私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。
当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。
Photoshopを覚えたことで、動画のクオリティが上がり、単価アップにも繋がりました。
この記事では、動画編集者である私が、実体験に基づきPhotoshopの独学法を解説します。



動画編集に必要なPhotoshopスキルを、ムダなく学ぶ手順がわかります。
動画編集者がPhotoshopを使うこと


まず、動画編集者がPhotoshopを何に使うか見ていきます。
- YouTubeサムネイル
- テロップやデザイン
- 画像素材の作成・加工
一つずつ見ていきます。
YouTubeサムネイル
YouTubeでは、サムネイルがクリックされるかを左右します。
Photoshopを使えば、視聴者の目を引くサムネイルを自由に作れるようになります。
文字の装飾や画像の切り抜きなど、Premiere Proだけでは難しいデザインが可能です。
テロップやデザイン
動画のクオリティは、テロップで大きく変わります。
Photoshopを使えば、テレビ番組のようなかっこいいテロップベースを自作できます。
毎回デザインを変えることで、他の編集者との差別化にも繋がります。
画像素材の作成・加工
動画内で使う画像素材も、Photoshopがあればかんたんに作れます。
たとえば、人物の写真をきれいに補正したり、不要なものを消したりできます。
クライアントの要望に、より柔軟に応えられるようになります。
【動画編集者向け】Photoshop独学ロードマップ


ここからは、私が実際に行った独学ロードマップを5つのステップで解説します。
✅Photoshopの独学ロードマップ
くわしく見ていきましょう。
①学習環境を整える
まずは、PCとソフトを準備していきましょう。
すでにある方は、ここは飛ばしてください。
Photoshopが快適に動くPCを用意する
Photoshopは、動画編集ソフトほど高いスペックは必要ないです。
なので、動画編集ができるPCなら、まったく問題なく動きます。
もし、これからPCを買う予定の方は、こちらの記事を参考にしてください。
Adobe Creative Cloudを契約する
After Effectsは「Adobe Creative Cloud」というサービスを契約することで使えるようになります。
単体でも契約できますが、
プラン名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
Photoshop 単体プラン | ・Photoshopが使える ・月額1,180円〜 | とにかく安く始めたい人 |
コンプリートプラン | ・Photoshopを含む全ソフトが使える | 動画編集者、これから本格的に学びたい人 |
②基本操作を覚える
道具がそろったら、基本的な使い方を覚えていきましょう。
動画編集でよく使う機能は4つです。
- レイヤー
画像や文字をのせる「透明なシート」です。これを重ねてデザインを作ります。 - 選択範囲
画像の一部分だけを切り抜きたいときに使う「囲い線」です。 - マスク
レイヤーの一部を隠したり、見せたりできます。自然な合成に必須です。 - 文字ツール
サムネイルの文字を入れるときに使います。ふちどりなどの装飾もできます。
これらの基本操作は、Adobeの公式チュートリアルやYouTubeで無料で学べます。
本を買うなら、初心者向けでわかりやすいものが1冊あれば十分です。
③上手い人の作品を真似る
基本操作をなんとなく覚えたら、ここからはひたすら手を動かします。
やることは「上手い人のサムネイルを、そっくりそのまま真似して作ってみる」ことです。
デザインの参考サイトなどで、すてきなサムネイルを探してみてください。
そして、そのデザインを見ながら、Photoshopでまったく同じものを作ってみましょう。
使う写真、文字の配置、色の組み合わせ、すべてを真似します。
④オリジナル要素を追加する
トレースに慣れてきたら、次のステップです。
真似して作った作品に、自分なりのアレンジを加えてみましょう。
- 写真を変えてみる
- 配色(色の組み合わせ)を変えてみる
- フォント(文字の種類)を変えてみる
ほんの少しのアレンジで、あなたの「オリジナル」に生まれ変わります。
このステップが、あなたの実績集を作るための大切な練習になります。
⑤オリジナル作品を制作する
これまで学んだスキルをフル活用して、ゼロからオリジナル作品を制作しましょう。
テーマは、あなたの動画編集に直接活かせるものが良いです。
たとえば、
- 自分が編集しているYouTubeチャンネルのサムネイル
- 動画でよく使うテロップベース
- 自己紹介動画で使う画像素材
などを作ってみましょう。
完成した作品は、ポートフォリオとしてクライアントに見せることができます。
動画編集者のPhotoshop独学でよくある質問
独学の道でつまずきやすいポイントと、その解決策をまとめました。
Q. 機能が多すぎて、どれを覚えればいいかわかりません。
全部覚える必要はまったくありません。
まずは「サムネイルを作るための機能」だけを覚えればOKです。
目的をしぼることが、挫折しないコツ。
Q. デザインセンスに自信がありません…
安心してください。センスは知識です。
生まれつきの才能ではありません。
上手なデザインをたくさん見て、「なぜこのデザインは良く見えるのか?」を考えるくせをつけましょう。
Q. レイヤーが増えすぎて、どこに何があるかわからなくなります。
レイヤーを「グループ化」して、フォルダ分けするくせをつけましょう。
「文字」「背景」のように整理するだけで、作業がとても楽になります。
Photoshopを武器に、価値の高い動画編集者になろう


この記事では、動画編集者がPhotoshopを独学でマスターするための5ステップを解説しました。
まとめると
- PCとソフト(動画編集者ならコンプリートプラン)を準備する
- レイヤーなど4つの重要機能と基本操作を覚える
- すてきなサムネイルをひたすら真似して作る
- 真似した作品に、自分らしいアレンジを加える
- ゼロからオリジナル作品を作り、未来の名刺を完成させる
ここまで読んだら、もうPhotoshopの独学法で迷うことはありません。
まずはPhotoshopを開いて、次の動画で使うサムネイルを作ってみましょう。
もし動画編集の独学がむずかしいと感じていたら、スクールへの投資も考えてください。
スキルを習得する時間も短くなりますし、案件ポートをしてるスクールも多いので、効率よく稼ぐ力が身につきます。


また、独学者のためにPremiere Proの基本的な学習法を、詳しくまとめた記事もあります。


この記事が、あなたの一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!