
動画編集者として、フリーランスか会社員かで迷ってます。
両方の違いを教えてください。
以上のような、動画編集者のキャリアについての質問に答えていきます。
この記事の信頼性


私は独学から始めて5年でフリーランスになりました。
現在は継続案件で稼ぎつつ、田舎でくらしています。
当ブログでは、動画編集スキルの習得や案件獲得に関する情報を中心に発信しています。
この記事では、実際に両方を経験した私が、メリットとデメリットを比較して紹介します。
また、未経験からそれぞれの道に進む手順も解説していきます。
この記事を読めば、あなたがどっちを選べばいいかがわかります。
動画編集フリーランスと会社員のメリット・デメリット


フリーランスと会社員、どちらにも魅力的な面と、知っておくべき現実があります。
一目でわかるように、まずは比較表を見てみましょう。
比較軸 | フリーランス | 会社員 |
---|---|---|
収入(年収例) | 青天井(100万〜1,500万以上) | 安定(350万〜800万) |
働き方の自由度 | ◎(場所・時間を選ばない) | △(基本はオフィス・定時) |
安定性 | △(収入・案件数が不安定) | ◎(固定給・福利厚生) |
スキルアップ | ◯(自分で案件を選べる) | ◯(研修・OJTが充実) |
営業・事務作業 | あり(請求書・確定申告など) | なし(制作に集中できる) |
将来性・キャリア | 多様(ディレクター、起業など) | 安定(管理職、専門職など) |
ここからは、以下の3つの項目を体験談を交えながら解説していきます。
①収入のリアル
✅フリーランス
- 成果が収入に直結し、収入は青天井
- うまくいかないと収入が不安定になりやすい
フリーランスの収入は、まさに青天井でもあり、底なし沼でもあります。
私の場合、いろいろ重なった時は月収100万円を超えたこともありました。
しかし、独立当初は営業がうまくいかず、月収20万円を切っていました。
成果がダイレクトに収入に反映されるのが、フリーランスの最大の特徴です。
✅会社員
- 給料がある圧倒的な安定感
- 収入が無くなる心配がなく、着実に経験と給料が上がる
一方、会社員の強みは圧倒的な「安定」です。
毎月決まった日に、決まった額の給料が振り込まれる安心感は絶大です。
業績によってボーナス額は変動しますが、いきなり収入がゼロになる心配はありません。
着実に経験も積め、給料も上がっていきます。
未経験からいきなりフリーランスで高収入を得るのは難しいです。
まずは会社員として安定した給料をもらいながら、実績を積むのがおすすめ。
特に、研修制度が充実している会社に入れば、給料をもらいながらプロのスキルを学べます。
②働き方の自由度
✅フリーランス
- 働く時間と場所が自由で、カフェなどで作業することも可能
- 自己管理が重要で、孤独を感じることもある
フリーランスの魅力は、働く時間と場所を自分で決められること。
私は基本的には自宅ですが、たまにカフェで気分転換しながら作業をします。
この自由さは、会社員では味わえないです。
ただ、自己管理が難しく、だらけてしまったり、孤独を感じることもあります。
✅会社員
- 勤務時間と場所は決まっているが、チームで働く楽しさがある。
- 壁にぶつかってもすぐに相談できる仲間がいて心強い。
会社員は、基本的には決められた時間、決められたオフィスで働きます。
通勤は大変ですが、メンバーと雑談したり、一緒にランチに行ったりする楽しさは会社員ならでは。
ただ、合わない上司や環境が合わないとスキル習得どころでは無くなります。
未経験の場合、動画編集スクールでスキルを学び、案件のサポートを受けながら副業から始めるのがこともできます。
まずはスキルを身につけてから、フリーランスか転職かを選ぶこともできます。
③安定性
✅フリーランス
- 国民健康保険・国民年金は全額自己負担
- 仕事を休むと収入が直接途絶えるリスクがある
- 自分で安定を作る仕組み化が不可欠
フリーランスは、こうした保証は一切ありません。
国民健康保険や国民年金は全額自己負担ですし、休めばその分収入は途絶えます。
だからこそ、安定する仕組みかを自分で作る必要があります。
- 継続案件を複数確保
- フリーランス向けのエージェントに登録
- 報酬交渉で、収入を上げる
以上の工夫をしながら、フリーランスとしてやっていかなければなりません
✅会社員
- 有給休暇があり、休んでも給料が保証される
- 健康保険料や年金を会社が半分負担してくれる
- 休職しても、補償がある
収入面だけでなく、福利厚生も安定性を考える上で重要です。
私は会社員時代、体調を崩して1週間ほど仕事を休んだことがありましたが、有給休暇のおかげで給料は全額保証されました。
また、体調を崩しても休職をすれば、一定の補償を受けられます。
未経験でこれから稼ぎたいという方は、会社で安定的に収入を得ながらスキルを磨くのがおすすめです。



では安定しないのに、なぜ私がフリーランスになったのかを語っていきます。
【体験談】なぜ会社員から動画編集でフリーランスになったのか


ここでは私がフリーランスを今している理由について話していきます。



少し長いので興味ない人は次へ飛ばしてください
私は新卒で広告会社に入社し、営業としてキャリアをスタートしました。
その後、独学で動画編集を学び、副業で少し稼ぎ転職しました。
ほぼ未経験での転職でしたが、なんとかスキルを身につけるために食らいついた毎日でした。
その後、ハイクラス転職を成功させ順調にキャリアを進めていました。
しかし、年次が上がるにつれて、
「今までの経験があれば自分一人でもやっていけるのではないか。」
という気持ちが強くなっていきました。
フリーランスに転身しようと決意したきっかけは、副業で本業の収入を超えたことです。
昔から、組織で行動するのが向いていないと感じていたので、すぐに辞表を出しました。
もちろん、フリーランスになってからは理想と現実のギャップに苦しみました。
最初は思うように仕事が取れず、「会社員に戻った方が楽かな…」と何度も思いました。
それでも私がこの道を選び続けているのは、
- 自分のスキルと行動で、未来を切り拓いていく感覚
- 自由にできる
というのが、何よりも楽しいからです。
大変ですが、それ以上に自由とやりがい、そして成果が直接返ってくる面白さが、とっても楽しいです。
これはあくまで私のケースです。
あなたにはあなたの正解があるのでじっくり考えてみてください。
【フリーランスvs会社員】動画編集の成長環境のちがい


ここでは働きながら、どのようにスキルを伸ばしていけるかを比較します。
会社員は「体系的に学べる環境」
会社員のメリットは、研修やOJT(実務を通じた指導)が充実している点です。
先輩から直接フィードバックをもらえるため、特に未経験から始める場合、正しい基礎を効率よく固めることができます。
チームでの制作を通じて、ひとりでは得られない知見や、大規模案件の進め方が身につきます。
フリーランスは「実践で学ぶ自己投資」
フリーランスは、自分で学習計画を立て、自分でスキルを習得し続ける必要があります。
受け身の姿勢では、あっという間に収入がなくなります。
一方で、新しい技術の習得が直接、単価アップにつながるため、学習モチベーションは非常に高く保ちやすいです。
効率よく体系的に学ぶなら、動画編集スクールでプロから教わるのが近道です。
フリーランスと会社員で動画編集のキャリアパスはどう変わる?


5年後、10年後、あなたはどんな動画編集者になっていたいですか?
キャリアの広がり方も考えてみましょう。
会社員のキャリアパス
会社員として経験を積むと、
- チームリーダーやディレクター
- プロデューサーなどのマネジメント職
などへの昇進を目指せます。
また、ハイクラス転職をして、年収なども1000万円くらいまで上げていくことが可能です。
フリーランスのキャリアパス
フリーランスは、より多様なキャリアを描けます。
- スペシャリスト
編集技術や特定ジャンルをとことん追求し、高単価な専門家になる道。 - 経営者
自身のチームを作り、会社設立して事業を拡大する道。 - 教育者・発信者
動画編集の知識を活かし、自身のYouTubeチャンネルやオンライン講座を運営する道。
ある意味、「動画編集」にとらわれない道を切り開いていくことができます。
数年後を思い浮かべて、自分のキャリアを作っていきましょう。
未経験から動画編集者を目指すためのロードマップ


「自分はこっちの働き方が合ってるかも」と感じたら、具体的な行動プランを確認しましょう。
安定志向で「会社員」を目指す
未経験から、会社員を目指すには以下の4ステップです。
- 基礎スキルの学習
まずは動画編集ソフトの基本操作を覚えます。 - ポートフォリオの作成
自分のスキルを証明する作品集を作ります。 - 転職エージェントに登録
未経験OKの求人を紹介してもらいましょう。 - 面接対策と転職活動
自分の熱意を伝え、内定を勝ち取ります。
以上の内容を、網羅的にまとめた記事を書きました。
以下の記事の手順を確実に踏めば、未経験転職をするのも不可能ではありません
自由な働き方で「フリーランス」を目指す
未経験からフリーランスを目指すなら、以下の4ステップです。
- 動画編集スクールで学ぶ
実践的なスキルと案件獲得ノウハウをプロから学びます。 - 質の高いポートフォリオ作成
スクールで添削してもらいながら、通用する作品を作ります。 - 副業からスタート
まずは小さな案件から実績を積み、自信をつけます。 - 収入の安定と独立
副業収入が本業を超えたら、独立を考えましょう。
もちろん、独学で始めることを可能ですがほとんどの方が途中で挫折をします。
私自身は独学でしたが、5000円を稼ぐのに8ヶ月もかかりました。
正直、学習効率などを考えるとスクールに通った方が、お金も時間も無駄になりません。
動画編集のフリーランスや会社員についてよくある質問
最後に、皆さんが抱えがちな疑問にお答えします。
Q. 会社員からフリーランスになるベストなタイミングは?
副業の月収が、本業を超えて安定してきた時が一つの目安です。
いきなり独立するのではなく、まずは副業から始めてください。
自分に仕事が取れるか、この働き方が向いているかを見極めるのが最も安全な道です。
また、どんな稼ぎ方があるかを知って、自分ならどうするか考えるのもフリーランスになる前の準備です。
Q. フリーランスを目指すなら、どんな会社で経験を積むべき?
2つのパターンがあります。
- 制作会社で働く
将来、高い技術力で勝負したい人におすすめです。
2. 事業会社のマーケティング部門で働く
編集スキルだけでなく、
「どうすれば動画が再生されるか」
「どうすれば商品が売れるか」
といったマーケティング視点が身につきます。
転職するなら、私が最初に使った転職エージェントの「マスメディアン」がおすすめです。
Q. ぶっちゃけ、営業が苦手でもフリーランスになれますか?
はい、なれます。
私も営業は得意ではありません。
そういう人は、フリーランス向けのエージェントを積極的に活用しましょう。
エージェントがあなたの代わりに営業をして、スキルや希望に合った案件を紹介してくれます。
以下の2つに登録してどんな案件があるか、単価はいくらかをリサーチしてみましょう。
▼営業が苦手なあなたの味方になってくれるエージェント▼
- レバテッククリエイター:業界トップクラスの案件数。Web・ゲーム業界に強い。
- ITプロパートナーズ:週2日から働ける案件が豊富で、副業探しにも最適。
Q. スキルに全く自信がないのですが、どうすればいいですか?
独学に限界を感じていたり、最短でプロのレベルに到達したいなら、動画編集スクールにが効率的です。
基礎から案件獲得のノウハウまで体系的に学べるので、自信を持ってキャリアをスタートできます。
Q. そもそも、どんなパソコンを選べばいいか分かりません。
パソコンは動画編集者にとって最も重要な仕事道具です。
スペックが低いPCを選ぶと、ソフトが頻繁に落ちるなど作業効率が低いままだと、稼げるチャンスを逃すことにも繋がります。
PC選びに迷ったら、以下の記事を参考にしてください。
あなたらしい動画編集者のキャリアを歩み始めよう


この記事では、動画編集者のキャリアについて、フリーランスと会社員の両面から解説しました。
まとめると
- フリーランスは「自由と収入」が魅力。自己管理能力と挑戦する意欲がある人向け。
- 会社員は「安定と集中できる環境」が魅力。チームで協力し、着実に成長したい人向け。
- どちらが良い・悪いではなく、あなたの価値観に合う方を選ぶことが何よりも重要です。
ここまで読んで、自分の進みたい方向性が少し見えてきたのではないでしょうか。
大切なのは、次の一歩を踏み出すことです。
安定した環境でスキルを磨きたい「会社員」志望の方
まずは転職エージェントに登録して、
「どんな会社が、どんな人材を、どれくらいの給料で募集しているのか」
を見てみることから始めましょう。
自分の市場価値を知るだけでも、世界が大きく広がります。
自力で道を切り拓きたい「フリーランス」志望の方
いきなり独立するのは不安なはず。
まずは質の高い案件を紹介してくれるエージェントに登録して、副業から挑戦してみませんか?
自分のスキルがどれくらい通用するのか、力試しをしてみましょう。
まだスキルに自信がなく、どちらの道か迷っている方
どちらの道を選ぶにしても、高単価を狙えるスキルは必須です。
プロのサポートを受けられるスクールで、キャリア相談から始めてみるのも一つの賢い手です。
この記事が、あなたのキャリアの迷いを晴らす一助となれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!